おかみの日々徒然

新橋 有薫酒蔵 おかみのブログ
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合わせて147才の夫婦の旅(千葉)
「海の幸」の布良へ

一昨日は 千葉県の館山へ行きました。
海のそばの布良(メラ)というところに
「青木繁 海の幸 記念館」がオープンすることになったからです。

朝8:20の「なのはな号」というバスに 東京駅から乗ると
乗り換えもなく 2時間半後には 布良に到着し
「安房自然村」というバス停から 徒歩2分で
青木繁のために 家を提供して下さった小谷家に着きます。

これまで3回ほど ここを訪れたことがありますが、
すっかり屋根もふきかえられて お庭も美しくなっており、
家も昔の様子を残した 立派なものになっていました。

テープカットには ご尽力いただいた方々が並ばれました。


中でも NPO青木繁「海の幸」会の理事であり
昨年ノーベル賞を受賞された大村智先生が
早朝からご参加くださって ほんとうに嬉しいことでした。
とても81才とは思えない びっくりするほどエネルギッシュな方で、
いつも冗談をおっしゃって 周囲は笑いが絶えません。
私がツーショットをお願いしたら 快く引き受けて下さったので
この日 この記念館の館長になられた小谷さん(左)にも入っていただきました。


このあと 今は使われていない小学校の体育館に
230人もの人がお祝に集まって下さり
オープニングセレモニーがはじまりました。

利休帽がトレードマークの 大村先生のご挨拶。


館内には 数えきれないほどのテーブルが並び
こんなごちそうが どのテーブルにも並びました。
どれもみんな とてもおいしかったのですが、
おすしのなんとまあ おいしかったこと!
いくついただいたか分かりません。
館山の中村屋のサンドイッチも うわさ通りサイコーでした。


地元の祭りも紹介されました。


すぐウラの海岸です。


今は静かな村ですが 昔は漁業が盛んだったとか。


ふと 家の前に1本の百日紅(さるすべり)があったことを思い出しました。
3年ばかり前 訪れた時 ちょうど満開で美しかったのです。
小谷家のご当主におききしたら
庭の方に植えかえて下さったとのこと。
さがしてみると 新芽がいっぱいついていて
来年あたり もっと美しい花を咲かせるのではと思いました。

50年も前のこと、「ちょっと遠いが連れて行ってやろう」と
父の福田蘭堂が 私と主人を車に乗せてくれて
一日がかりで ここを訪れたことがありました。
阿由戸(アイド)浜にある 海の幸の記念碑の入口が分からず
何回も 行ったり来たりしたことを きのうのように思い出します。


青木繁「海の幸」記念碑(ポストカードより)

その父も 亡くなって40年。
その父の青木繁が亡くなって 100年がすぎました。
天国では 親子そろって下界を見下ろしていて
どんなによくしてもらっても 頭を下げることをしなかった祖父は
「まあまあの家だよ。でも懐かしいもんだなぁ」と 辛口なことを言い
傲然と肩をそびやかして 満足げな顔をしたことと思います。


青木繁「自画像」

祝賀会が終ったので 3時すこし前に バスで館山へ。
館山では 中村屋に寄って 主人はカフェオレを
私は紅茶とチーズケーキとアイスクリームをいただいて大満足でしたが、
主人から 少し食べすぎじゃないのとクレームがついたので
チーズケーキを 半分主人にあげました。

午後4:00の なのはな号に乗って 6:30 東京駅に到着。
充実した 楽しくて長〜い半日が終りました。

ちなみに交通費は 二人分で一万円くらいでした。
休日のおすすめコースです。
| おかみ | 合わせて147才の夫婦の旅 | 17:46 | comments(0) | - | ↑TOP









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